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自動的に生成された説明
Twitter診断「 二十憑き家の許婚 」の補足サイトです。作成者:ヨトリ/@smnytr

 

随分と昔のこと。一人の陰陽師が三匹の妖の手助けを行いました。
陰陽師の助けによって愛した人間と結ばれた妖達は、陰陽師の家を守ることを約束します。
この約束は、現代でも「許婚」という習わしとなって残っているのでした。

 

 

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 世界観

現代ファンタジー。
陰陽師の祖先を持つ二十月(にとづき)家は代々霊媒体質です。
ひょんなことから憑かれたり、運が悪ければそのまま霊界に連れて行かれてしまう者もいるほど。
古い祖先の陰陽師であればともかく、現代の二十月家の人間は妖の家に守ってもらわなければ生きていくことができません。
そこで、二十月家は、物心がついた10歳の誕生日から、百鬼(なぎり)家、東狐(とうこ)家、狗巻(いぬまき)家と
交友を深め、許婚を定めます。

※基本的に婚約は二十月と三家の組み合わせとなりますが、CPについては特に縛りはありません。
 CP関係無しでも、生きることを諦めて二十月×二十月でも、許婚に選ばれる可能性がありながら半妖×半妖でも。

 

 【人間/霊媒体質】二十月(にとづき)家

物心ついた頃から霊が見える人もいれば、全く霊が見えないまま一生を終える人もいます。
ただし総じて霊媒体質なので、幼い頃から悩まされることが多いようです。
基本的に霊媒体質は年を経る毎に強くなります。10歳を超えた辺りからが特に酷くなるよう。
気付いたら憑りつかれて全く違う場所にいた……ということもよくあること。
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歳以上で許婚のいない二十月も稀にいますが、非常に危険な状態と言えます。

 

 【半妖/鬼】百鬼(なぎり)家、【半妖/狐】東狐(とうこ)家、【半妖/天狗】狗巻(いぬまき)家

百鬼は鬼、東狐は狐、狗巻は天狗の血が流れる半妖の家系です。
それぞれの家の子供は生まれた頃から妖力を持っています。特に、百鬼は怪力、東狐は幻術、
狗巻は風を自在に操る力に秀でています。
普段の外見は人間と変わりませんが、妖力を使っている時は、何らかの形で容姿が変貌しますので一目にはお気を付けて。
大抵は人間と同じように学校に行ったり会社で働いたりしていますが、中には上手く妖術を制御できず、
幼い頃から屋敷に軟禁状態となる妖もいます。

 

 許婚について

婚約によって妖の加護を受けることができます。
その間、二十月家の人間は霊媒体質が軽減しますが、なくなる訳ではありません。
基本的には二十月を守る意味合いの強い婚約ですが、二十月と婚約することで力をコントロールしやすくなる妖もいるようです。
なお、二十月が引き寄せてしまう霊の種類は、実体の有無や害の度合いも含め、本人の特性によってさまざまです。

許婚の相手については、基本的には四家の代表者によって親交の様子を鑑みた上で許婚の相手が選定されます。
本人達の意志もある程度反映されます。例えば同性愛者の場合には初めから同性が選ばれることもあります。
とは言え、交友しようとしない二十月の子どもの両親などは強制的に婚約を結ばせることもあるようです。
※現代設定のため、同性相手の場合は日本国内では公に結婚することはできません。四家の中だけで認める形になります。

男女の許婚が結婚した場合は、妻が夫の家に入る形になります。
生まれる子供は夫の血を強く受け継ぐことがほとんどだからです。

婚約後、あまりにも上手くいかない場合は解消することもあります。
解消した場合の多くはその後再選定するので、二十月家の者が妖の家以外と結ばれるケースは非常に稀です。
極力本人の意志を反映させようとするのも、時には無視をするのも、根底には二十月の人間を生かすためです。

なお、原則として二十月家の人間が10歳になる前に対面すること、妖の三家が二十月家を訪問することは禁じられていますが、
偶然もしくは好奇心から相手の様子を見に行く者もいるようです。